「きみに馬をやるよ!」-モンゴリアンプレゼント・スタイル


お久しぶり!みなさんお元気ですか?

ボクは長い夏休みをいただき、一時帰国してきました。
夏はモンゴル草原にとって、一年中一番気持ちの良い気候。
今年は雨の量がちょうどよいとてもいい年で、草原の草や花もよく育っていて、
いい年になったため、牧畜も肥え、乳製品もよくとれて、人々の顔から余裕が見られてました。


毎年帰国すると必ず少なくて一日は、ボクが生まれ、3才の時に離れたふるさとに行き、
牧民の叔母ちゃんの家に過ごします。
今年は叔母の主人が病気で倒れており、その辛そうな様子を見て、大人げなしに思わず泣いだりし、どうすればいいか思いつかず、失礼とは知ってるけど、まだ両替が間に合ってない日本円万円札2枚を治療費にでも・・・と渡したところ、帰り際にドアの外には愛らしい茶色のдаагаがいて、叔母の主人は、なんと微かな声で「きみにдаагаをやるよ!」と言ったのです*^^*
※даагаは明け2歳のモンゴル馬。

モンゴル人はプレゼントで「きみに羊をやるよ!」ということはよくあります。
だけど、馬は遠くから来たお客さんや特別な日にしかプレゼントされません。
また、「きみに羊をやる!」といっても、馬みたいに言ってからすぐに羊の群れからその羊を連れてくることはなく、いつか食料として使う場合もしくは思い出した時に「羊を取りにいくんで」と一言知らせをして、運びに行くと、群れから選んで連れくる場合が多いです。
日本語もそうですが、モンゴル語でも羊は хонь(羊)で名前だけでは、オスとメスの区別がつかないので、「きみに羊をやるよ」と言われた場合、大体オスの羊だと想像してください。それは、メスの場合、必ず「きみにメスの羊をやるよ!」というからです。メスの羊をもらった場合、何年かしても取りに行かなかった場合、何匹もなるからです。だからといって、羊をやるよ!と言われた場合、オスですか、メスですかは聞くのは失礼なので、聞かないでくださいね。

馬をもらって、合わせれば3頭の馬を持ち、結構"リッチ"な気分だけど、馬をプレゼントされても実はボクはこの馬の主人になっただけであって、東京OLの仕事をがんばっている間は馬はまた叔母ちゃん家の家畜のままにいます。これからはふるさとに帰るたんび必ず会いに行き、なんというか関係を深めたい。


今回二人とも目を合わせられなかったけど・・・
 

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「きみに馬をやるよ!」-モンゴリアンプレゼント・スタイル への4件のフィードバック

  1. Sininbayar より:

    ボクに三頭の馬がいれば、東京のサラリーマンをやめて牧民にありますよ!

    Sininbayar

  2. Sininbayar より:

    すみません!
    「牧民になる」が「牧民にある」になってしまいました。

  3. Geree より:

    Sininbayar! ^o^ ひさしぶり~
    牧民に戻ればいいよね~
    けど、私は牧民にもう戻れないかも~と思った瞬間は、牧民の女性が羊の腸を詰めしたり、チーズを作ったりして、子供や老人の面倒をみたり、話したり笑ったり、お客様のおもてなしをしたり、、、短い時間でたくさんのことをこなせてる姿を自分がその隣でただただぼーっとみてるしかなにもできなかった時ですかね~(..)…

  4. Sininbayar より:

    返事、ありがとう!
    日本に来る前の自分の「輝かしい」時期を思い出せば、羊飼い・牛飼い・馬賊・・・・・・・
    草原にいた自分は気楽で、楽しいかったな!
    仕方あるまい!

    Sininbayar

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